世界の終りとハードボイルドワンダーランド
Hard-boiled wonderland and the End of the World
Страна Чудес без тормозов и Конец Света
- чудес←чудо(奇跡・不思議なこと・驚異)の複数生格
- тормоз ブレーキ・・・
ロシア語のタイトルは直訳すると”ブレーキの利かない奇跡の国”?
ハードボイルドの的確な訳がロシア語にはないみたいです。日本語では結構一般に知られてるカタカナ語のひとつなのに・・・(Wikiにも長い記事があるし、最近読んだ「銀魂」にハードボイルドを売りにする?面白いキャラが出てました)
試しに英露辞典で"hard-boided”をひいてみると「堅茹で卵(яйцо вкрутую)」についてしか載っていません・・・(Oxford Russian dictionaryより)
難しいけど…ロシア人としてはこれでしっくりくるんやろうか・・・
世界の終りで一番好きな場面のひとつはここです↓↓
「混乱し、とまどっている」と私は言った。
「何の知識もなく、何のヒントもなく、ドアの一枚もない」
(文庫p230)"Lost? Confused?" I said, "I don't have a clue. No idea, no door."
-И бардак, и кавардак,- подтвердил я.
-Я не понимаю, что происходит. Ни малейшей подсказки, ни дверь...(p182)
ドアに関するやり取りは本当に好きだあ!
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